すいせいにとつぐむすめ
水性に嫁ぐ娘
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 生まれながらに水性の物へ嫁ぐと予言された娘が、十三歳の夏に大槌川で命を落としたという話。
- 細部
- 四十五年ほど前、大槌町大槌川近くの正内という場所に、生まれつき水性のものに嫁ぐ運命だと予言された娘がいた。十三歳になったある夏の日、娘は大槌川で溺れて亡くなってしまう。引き上げられた死体の陰部には粘液が付着しており、鰻か何かの仕業ではないかと噂された。生まれたときの予言が現実になってしまったかのような結末が、水にまつわる異類婚姻譚の一種として語り継がれている。
- 広まり方
- 1921年の『土の鈴』所収、佐々木喜善「不思議な縁女の話」に記録がある。
- 地域
- 岩手県大槌町
- 年代
- 大正
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ