おにこうべのでんせつ
鬼首の伝説
国内
場所・異界
- どんな話か
- 坂上田村麻呂が蝦夷の頭目を討ち取って首を斬ったところ、その首が泣きながら西へ飛び、落ちた場所から温泉が湧いたために「鬼首」と呼ばれるようになったという地名伝説。
- 細部
- 国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースには、坂上田村麻呂が蝦夷の頭目を箆岳山で討ち取って首を斬ったところ、首が泣きながら西の空へ飛び、落ちた場所から湯が吹き上がったという伝承が記録されている。首が落ちて湯が噴き出した場所は「吹上」と呼ばれるようになったとも伝わる。一方で、降伏した蝦夷が住み着いた古戦場「鬼切辺」という呼び名が訛って「鬼首」になったとする別の説もあり、いずれも中央政権による東北平定の記憶が地名として残った例とされる。
- 広まり方
- 難読地名として郷土史サイトやメディアで繰り返し取り上げられ、鳴子温泉郷の観光案内でも地名の由来として紹介されている。
- 地域
- 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ