ゆふのつくもでとまるおにのしごと
由布の九十九で止まる鬼の仕事
国内
場所・異界
- どんな話か
- 由布院に住み着いた鬼に神が百の仕事を課し、九十九のところで鶏の鳴きまねをして完成を阻んだという。
- 細部
- 湯布院にはかつて鬼が住み着いており、人が暮らせるようにするため神が鬼を追い払おうとしたと伝わる。その際、鶏が鳴いて夜明けを告げるまでに何かを百ほど作り上げることができたら住み続けることを許す、という約束を鬼と交わした。鬼が懸命に取り組み九十九まで仕上げたところで、神は箕を打ち鳴らして鶏の鳴き声をまねたという。夜明けと思い込ませて鬼の仕事を止めさせようとした機知が語られている。
- 広まり方
- 1959年の『西郊民俗』所収、郷田洋文「東九州の行事伝承(四)」に記録がある。
- 地域
- 大分県由布市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ