わかさちょうのいわあなおにたいじ
若狭町の岩穴鬼退治
国内
場所・異界
- どんな話か
- 甲懸山の岩穴は大江山に通じるといい、暴れる鬼をおびき出して退治した伝説や神谷山の鬼神を源頼光が討った話が伝わる。
- 細部
- 若狭町の甲懸山には山腹に裂け目があり、その奥へ甲賀三郎という人物が姿を消したと伝えられている。この裂け目は遠く丹波の大江山にまで通じているといわれ、かつて大江山に住む鬼が暴れ回って人々を苦しめた際には、村人たちがこの岩穴の前で酒盛りのような騒ぎを起こして鬼の気を引き、外へ誘い出したうえで討ち果たしたという筋書きが語られている。これとは別に、若狭町の神谷山にも鬼神が住み着いていたとされ、大江山の鬼退治で名高い源頼光がこの神谷山の鬼神も征伐したと伝わっている。
- 広まり方
- 1973年の『民俗と文献』所収、臼田ゼミナール「伝説についての解説」に記録がある。
- 地域
- 福井県若狭町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ