とめのおにはしにかさなるふたつのゆらい
登米の鬼橋に重なる二つの由来
国内
場所・異界
- どんな話か
- 鬼が川に架かる橋そのものになったとも、討たれた鬼の死骸を橋柱に沈めたためともいう鬼橋の由来。
- 細部
- 鬼橋と呼ばれるこの橋の名の由来については、二通りの語り方がある。一つには、鬼そのものが川に架かる橋の姿に変じたのだとする話であり、もう一つには、将軍によって討ち取られた鬼の死骸を、橋を支える柱に縄で繋いでそのまま川底に沈めたためにこの名がついたのだとする話である。橋という日常的な構造物の名に、鬼の最期をめぐる二つの異なる伝えが重ねられている。
- 広まり方
- 1997年刊『東北民俗』所収、小野寺正人「北上山地の鬼地名と伝説」に記録がある。
- 地域
- 宮城県登米市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ