たらのおにをよばせぬはだかまつり
太良の鬼を呼ばせぬ裸祭
国内
場所・異界
- どんな話か
- 竹崎地区の修正会鬼祭では若者が鬼之忌屋にこもって鬼を演じ、沖の鬼と観音堂の鬼が呼応せぬよう大声で島を守る。
- 細部
- 竹崎地区では正月五日から六日にかけて、修正会鬼祭と呼ばれる行事が行われ、裸祭とも称される。未婚の若い男たちは鬼之忌屋という宿にこもり、既婚の男たちは別の宿老宿に集まる。若者組の中から選ばれた四名は鬼副と呼ばれ、鬼を追い払う所作や童子の舞など特色ある演目を担う。この祭の背景には、沖合いに棲む鬼と観音堂の中の鬼箱に封じられた鬼とが、正月五日の満潮時に互いに呼び合って島をひっくり返そうとするという言い伝えがあり、村人はそれを阻むために声を張り上げて島を守るのだという。
- 広まり方
- 1984年の『民俗芸能』所収、佛坂勝男による竹崎観世音寺修正会鬼祭についての二つの記録にまとめられている。
- 地域
- 佐賀県太良町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ