しょうばらのおにはしとじょうどへのしれん
庄原の鬼橋と浄土への試練
国内
場所・異界
- どんな話か
- 帝釈山の谷川には神代に帝釈天が鬼に一晩で架けさせたという鬼橋があり、渡れれば浄土へ行けたという。
- 細部
- 庄原市東城町を流れる帝釈山の谷川には、鬼橋と呼ばれる橋が架かっていたと伝わる。神々がまだ地上を治めていたという神代の昔、帝釈天が配下の鬼に命じて一夜のうちに架けさせたものだという。かつてはこの橋を無事に渡りきれた者は浄土へ、渡りきれなかった者は地獄へ落ちると言い伝えられ、橋そのものが死後の行き先を占う試練の場とされていた。もっとも近年では、この橋を実際に渡ろうとする人はいなくなっているという。
- 広まり方
- 1975年刊『日本随筆大成第二期』所収、菊岡沾凉「諸国里人談」に記録がある。
- 地域
- 広島県庄原市
- 年代
- 神代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ