さがみはらのおにがうばうごじゅっこのくもつ
相模原の鬼が奪う五十個の供物
国内
場所・異界
- どんな話か
- 四十九日に寺へ運ぶ供物は、道中で鬼に一つ奪われる分を見込んで五十個にした。
- 細部
- 死後四十九日目には、餅なり菓子なりを寺へ持参する習わしがあった。数は本来なら日数どおり四十九で足りるはずだが、この地方では必ず五十を用意した。家から寺までの道すがら、鬼が一つ取っていってしまうため、その分を初めから足しておくのだという。供物が届くまでの道中に、目に見えないものが待ち構えているという想定があり、数を一つ増やすという簡単な形で対処されている。
- 広まり方
- 1933年の『旅と伝説』に載る鈴木重光「神奈川県津久井郡地方」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県相模原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ