むらかみしのにんにくだんごでおによけ
村上市のニンニク団子で鬼除け
国内
場所・異界
- どんな話か
- 事八日の早朝、ニンニクを詰めた団子を分かれ道に供え、鬼が食べ終わる前に後ろを見ずに逃げ帰る村上市朝日地区の風習。
- 細部
- 村上市朝日地区には、事八日の前夜から翌朝にかけて行われる鬼除けの習わしがある。くず米で作った八日ダンゴのなかにニンニクを詰め込み、串に刺しておく。これを8日の早朝、屋敷の前にある分かれ道に立てておくのだが、このとき肝心なのは、鬼がその団子を食べ終わらないうちに、決して後ろを振り向かずにその場から家まで逃げ帰ることだとされている。ニンニクの匂いで鬼を足止めしつつ、姿を見られないように立ち去ることで、災いを家に持ち込まずに済むという考え方に基づいた行事である。
- 広まり方
- 1982年刊『新潟県史 資料編22 民俗1』所収、大竹信雄「オッカナの晩げ」の報告に記録されている。
- 地域
- 新潟県村上市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ