みはまちょうのおによけあいたくさ
美浜町の鬼除けアイタクサ
国内
場所・異界
- どんな話か
- 節分の晩にアマミを剥ぎに来る鬼を防ぐため、カヤの葉と煮干を挟んだアイタクサを戸口に挿す風習。
- 細部
- 美浜町では節分の朝になると、カヤの葉と煮干をアサギという茎に挟み込んだアイタクサという魔除けを作る。これを家の出入口や窓に挿しておく風習があった。というのも、節分の晩には炉端に長く当たった者にできる火だこ、アマミを剥ぎ取ろうと鬼がやって来るとされ、家に忍び込もうとした鬼はこのアイタクサに目を突かれて逃げ出すのだと信じられていたからである。魔除けの形とそれが効く理由が一つの道具の中にまとめられている点が特徴的である。
- 広まり方
- 1984年刊『福井県史 資料編15 民俗』所収、小林一男「稲作儀礼」の「節分」の記述による。
- 地域
- 福井県美浜町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ