くまこうげんのおにのまほうのしゃくし
久万高原の鬼の魔法の杓子
国内
場所・異界
- どんな話か
- 団子を追って鬼の住処へ迷い込んだ爺が魔法の杓子を持ち帰り、真似た隣人は食われた。
- 細部
- 取り落とした団子を追いかけていくうち、爺は鬼のいる場所へ行き着いた。そこで鬼が持っていたのは、米をわずか三粒入れるだけで釜いっぱいの飯に変えてしまう杓子である。爺はこれをまんまと持ち出して家に帰った。その顛末を聞いた隣の男は、自分も同じ手で儲けようと鬼のもとへ向かったが、たちまち食われてしまったという。先に真似た者が痛い目を見る隣の爺型の昔話に属する。
- 広まり方
- 1941年の雑誌『ひだびと』所収、武田明「父二峰村の民俗記」に記録が残る。
- 地域
- 愛媛県久万高原町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ