おに
鬼
国内
場所・異界
- どんな話か
- 神山町の鬼籠野村は鬼が籠っていたとも、六神が降臨して鬼を誅したことに由来するともいう。
- 細部
- 神山町には、徳島から西へ五、六里ほど行ったところに鬼籠野(たろの)村という村があり、この地名はかつて鬼が籠っていたことに由来するという俗説が伝わっている。別の伝えによれば、昔藤原某という人物が悪鬼を退治するための祈祷を執り行ったところ、大日霊や軻遇突知、金山彦のほか句句廼馳、植安姫、そして岡象という六柱の神々が天から舞い降り、その鬼を誅殺したのだという。鬼籠野村という村名は、この出来事に由来して名づけられたと語られている。
- 広まり方
- 『土の鈴』1922年掲載の長尾覚「阿波に於ける鬼の遺跡」、『郷土趣味』1923年掲載の小松辰三「阿波伝説雑談」に記録されている。
- 地域
- 徳島県神山町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ