じょうえつのおにをだますつきかずがき
上越の鬼をだます月数書き
国内
場所・異界
- どんな話か
- 1月15日に鬼が来るとされ、コバに割ったヌルデの木に平年なら13月、閏年なら12月とわざと嘘の月数を書いて鬼をだます風習がある。
- 細部
- 毎年1月15日には鬼がやって来ると考えられており、これを欺くための決まった作法があった。ヌルデの木を薄く割って木片(コバ)を作り、そこに月の数を書きつけるのだが、あえて実際とは違う数字にする。平年であれば本当は12か月しかないところを13月と書き、閏年であれば逆に12月と書いて、鬼にわざと誤った情報を聞かせるのだという。鬼を実害なくやり過ごすための知恵として伝えられている。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1957年、国学院大学民俗学研究会による新潟県中頸城郡吉川町源の調査記録にある。
- 地域
- 新潟県上越市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ