はままつのくさいとなえのおにおどかし
浜松の臭い唱えの鬼おどかし
国内
場所・異界
- どんな話か
- 節分に鬼を「臭い、臭い」とはやし立てて追い払う浜松の風習と、久保の鬼穴に棲んでいた鬼を弘法大師が討ち果たしたという言い伝え。
- 細部
- 2月3日と4日は鬼おどかしと呼ばれる浜松の節分行事で、「鬼は外、福は内」に加えて、隣家の婆さんが盛大に屁をこいたと難癖をつけ、辛気くさい、ひどく臭い、もっと臭いと畳みかけたうえで締めの掛け声を発する独特の唱え文句を口にする。鬼はこの臭いを嫌がって退散していくのだと説明される。これとは別に、久保という土地には鬼穴と称する洞穴があり、かつて鬼が住み着いていたのを弘法大師が討伐したとの言い伝えも残っている。ただし正体は鬼ではなく山賊だったのだろうという見方も添えられている。
- 広まり方
- 1966年・1990年の『民俗採訪』『平山の民俗』にそれぞれ記録されている。
- 地域
- 静岡県浜松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ