おおやまのおにのこぶとりおどり
大山の鬼の瘤取り踊り
国内
場所・異界
- どんな話か
- 木の洞でうたた寝した老人が鬼の輪に加わり上手に踊って瘤を取られ、隣の爺さんは下手で瘤を付けられたという話。
- 細部
- 大山町に伝わる、瘤取り爺の系統の話。老人が木の洞に腰を下ろして一休みしているうちに、うとうとと眠り込んでしまう。目を覚ますと、鬼たちが輪になって踊っている最中だった。誘われるまま老人も加わって踊ってみせたところ、その踊りぶりがたいそう見事だったため、鬼たちはまた来てほしいという約束のしるしとして老人の顔の瘤を取り去ってしまう。これをうらやましく思った隣家の爺さんが同じように鬼の輪へ加わり踊ってみせたが、あまりに下手だったので、今度は逆に瘤を付けられてしまったという。
- 広まり方
- 1979年の『伝承文学研究』所収、宮岡洋子「円岡邦枝媼の語る昔話―鳥取・中山町の昔話(一)―」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県大山町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ