きたやまのおに
北山の鬼
国内
場所・異界
- どんな話か
- 退治された鬼の足跡や血、焼いた灰にちなむと語られる立科山麓の一連の地名由来。
- 細部
- 立科の山裾にあたる北山村のあたりには、鬼にまつわる地名がいくつも並んでいる。鬼が踏んだ跡が窪みとなって残る岩は鬼石と呼ばれ、逃げた鬼が最後に討ち取られた場所は鬼場、そこから流れ出た血が川を伝ってたどり着いた先が血野になったという。さらに、亡骸を焼き捨てたときに舞い上がった灰が降り積もった土地が灰原田だと説明される。個々の地名がばらばらに伝わるのではなく、追跡から討伐、そして死骸の始末までが一続きの筋として土地に配置されているのが特徴である。
- 広まり方
- 1932年の『郷土』所収、小池安右衛門「石伝説(諏訪郡)」に記録がある。
- 地域
- 長野県茅野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ