おなべいわ
おなべ岩
国内
場所・異界
- どんな話か
- 大ダコの足を一本ずつ食べ続けた女が、最後の一本を残したところで逆に殺されたという岩の由来。
- 細部
- 睦月の海辺には大きな蛸が棲んでいた。おなべという女がその足を一本、また一本と切り取っては食べていったが、残る足が最後の一本になったとき、ついに蛸に捕らえられて命を落とした。以来、その蛸が身を潜めていた大岩は、女の名を取っておなべ岩と呼ばれるようになったと伝えられている。獲物として食い続けた相手に最後は逆襲される、島の海辺らしい地名由来譚である。
- 広まり方
- 1968年の『あゆみ―忽那諸島の民俗―』所収、森正史監修「伝説 おなべ岩」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ