おみやさん
お宮さん
国内
場所・異界
- どんな話か
- 戦地で瀕死の高熱に苦しんだ人が夢に故郷のお宮さんを見て、その後快復し復員したという体験談。
- 細部
- 伊豆市のある家に伝わる話で、出征先の南方ラバウルでアメーバ赤痢を患い、高熱で意識が朦朧とするほど衰弱した家族の一人がいたという。意識が朦朧とする中で見た夢には、実家の氏神であるお宮さんの社が浮かび上がってきた。その夢を見たあとしばらくして高熱は治まり、この人は無事に日本へ復員することができたと語られている。戦地での病と、故郷の神社への祈りが重ねられた体験談である。
- 広まり方
- 1995年刊『静岡県史 別編Ⅰ 民俗文化史』所収、岩田重則「銃後の人々」に記録がある。
- 地域
- 静岡県伊豆市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ