おくよさま
オクヨサマ
国内
場所・異界
- どんな話か
- お供養様の名で呼ばれる小祠で、言葉の不自由や眼の病、疣に効き目があるとされた。
- 細部
- オクヨサマと呼ばれる小さな祠がある。名はお供養様の訛りとされ、供養に由来する祠であることを示している。この祠へ願をかけると、言葉が思うように出ない症状や眼の患い、さらには疣といった身体の不調に効き目があると信じられていた。大きな社殿を持たない路傍の小祠が、限定された病を引き受ける役割を担っている例で、祀られる対象の来歴よりも、どの病に効くかという実用的な知識の形で伝えられてきた。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、佐々木正興の伊予の妖怪変化に見える。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ