おきみやごんげんさま
オキミヤ権現様
国内
場所・異界
- どんな話か
- 遠矢に射られて命を落とした侍を、屋敷の倉の脇に権現として祀り続けている家がある。
- 細部
- 河辺町の用の山にある山本登家では、倉の横手にオキミヤ権現様を祀っている。その由来として語られるのは、いま祭場となっているあたりに一人の侍が立っていたところ、遠く離れた場所から弓矢で射抜かれて死んだという出来事である。非業の死を遂げた者をその場所に留め置き、家の神として代々世話をするという形をとっている。個人宅が屋敷神として無縁の死者を祀る例で、家の敷地に刻まれた記憶がそのまま信仰の対象になっている。
- 広まり方
- 1986年の『民俗採訪』に載る国学院大学民俗学研究会「愛媛県喜多郡河辺村」の報告による。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ