やまをきるなとつげたしろひげのろうじん
山を伐るなと告げた白ヒゲの老人
国内
人型の怪異
- どんな話か
- お上の命で木を伐っていた木こりの前に白ヒゲの老人が現れ、鳥や獣が住めなくなると訴えて伐採を思いとどまらせた話。
- 細部
- 木を伐る名人の男が、お上の命令で山の木を伐っていたところ、夜に白いヒゲの老人が現れた。老人は、これ以上伐採を続ければ鳥やけものの住み場所がなくなるとして、木を伐らないよう訴えた。男が代官に事情を伝えると、山を永代山として残す指示が出され、伐採は止まった。後の山火事でも、稲荷様を祀った場所だけは焼け残ったとされる。増田昭子・今越祐子「多摩の昔話(二)山間部及び平野部の補遺」(『常民文化研究』1983年)に、日の出町の話として記録されている。
- 広まり方
- 増田昭子・今越祐子「多摩の昔話(二)山間部及び平野部の補遺」(『常民文化研究』1983年)に記される山の神譚。
- 地域
- 東京都日の出町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ