おいらんぶち
おいらん淵(花魁淵)
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 武田氏の黒川金山で働いていた遊女たちが、金山の秘密を守るため宴の最中に藤蔓を切られて淵に沈められ殺されたと伝わり、現在も関東屈指の心霊スポットとして知られる渓谷。
- 細部
- 武田勝頼の滅亡にともない金山が閉山される際、金山奉行の指示で遊女や配下の者が謀殺された伝説で、史実としての確証はなく、郷土史家は実際の事件現場を別の場所と推測している。地元では古くから語り継がれ、下流の丹波山村には慰霊のための「おいらん堂」が建てられたと伝わる。別の記録では、55人の遊女が宴席で藤蔓を切られて淵へ落とされ、僧12人も殺されたとする異伝があり、現地の慰霊碑と案内板は確認されているが、おいらん堂の再建は確認できない。2011年11月のバイパス開通後は旧道を通行できず、「花魁淵」の名も20世紀初頭の来訪者が景観をなぞらえて呼んだとの説がある。
- 広まり方
- 郷土伝説として語り継がれる一方、近年はメディアやネット記事で「関東最恐の心霊スポット」として繰り返し紹介されている。
- 地域
- 山梨県甲州市塩山一之瀬高橋(黒川金山跡付近)
- 年代
- 戦国時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ