おひめさま
お姫様
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 戦国の世、落城の危機に立った姫が城を守るため自ら命を絶つと、攻め寄せた敵将は立ちこめた霧に阻まれ退くほかなかったという。
- 細部
- 戦乱の世のこと、とある城が敵に攻められて今にも落ちようとしていた。この城に仕えるお姫様は、自らの命と引き換えにしてでも城を守り抜こうと考え、みずから命を絶ってしまったという。すると不思議なことに、攻め入ろうとした敵の大将の前に深い霞が立ちこめ、視界を閉ざされた大将は城中へ踏み込むことができず、やむなく兵を退かせるほかなかったと伝えられている。
- 広まり方
- 1949年の『若越民俗』所収、伊東祐忠「丸岡城と伝説」に記録がある。
- 地域
- 福井県坂井市
- 年代
- 戦国時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ