おひめさま
お姫さま
国内
場所・異界
- どんな話か
- 福富信蔵のもとへ夜ごと現れるお姫さまは入鹿池で蛇や龍に変わって消え、嫁げなかった女の怨みだとされた。
- 細部
- 福富信蔵という男のもとには、夜になるときまって美しいお姫さまが訪れ、しばらく語らっては入鹿池へと身を投げるように飛び込んでいったという。池に入ると姿は蛇に変じ、さらに龍となって消えていったと伝えられる。この姫は、かつて信蔵に嫁入りを望みながら叶わなかった女性の怨念が形を成したものだといわれている。夜ごとに正体を変えながら現れては消える、執着の深さを物語る話である。
- 広まり方
- 1995年刊行の『今井の民俗―愛知県犬山市今井―』所収、東京女子大学史学科民俗調査団「九 口承文芸」に記録がある。
- 地域
- 愛知県犬山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ