おへんどさん
オヘンドサン
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 3歳で盲目になった粟島の口寄せ師のもとへ現れた遍路が、薬草の煎じ方を教えて片目の視力を取り戻させたという。
- 細部
- 三豊市の粟島で口寄せを行っていた人物は、三歳のときに突然盲目になり、医者に見せても治すことができなかったという。そこへオヘンドサンと呼ばれる遍路姿の者が訪れ、片方の目だけなら助けてやれるが、その代わり何でも言うことを聞くかと尋ねてきた。素直に従うと答えると、からたちの根を削り、甘草の根を混ぜて煎じて飲むようにと教えられた。言われたとおりにしたところ、実際に片方の目の視力が戻ったため、この人物はそれ以来オヘンドサンを深く信仰するようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1973年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「香川県三豊郡詫間町」に記録がある。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ