きものをねだるおばけ
着物をねだるお化け
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 夜な夜な現れて着物を欲しがるお化けの正体が、実は生きた人間の変装だったと分かる話。
- 細部
- 終戦前、毎晩のように姿を現して着物を求め、着物を渡されると墓へ戻るお化けがいた。怪しんだ人が後を追ったところ、川を渡る場面で裾をたくし上げる人間らしい仕草を見せたため、正体は生きた人間の変装だと判明した。同じ町田地区の寺には、障子に映ったお化けの姿を描いた絵が残り、毎年盆の十六日に公開されると記録されている。常陸太田市町田町のこの話は、東洋大学民俗研究会『町田の民俗』一九八八年に採録された。
- 広まり方
- 1988年の東洋大学民俗研究会による地区調査でまとめて採録され、口承文芸の一例として記録に残る。
- 地域
- 茨城県常陸太田市
- 年代
- 不明(1988年の民俗調査で採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ