うみにきえたおばあさん
海に消えたお婆さん
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 死骸は人に見せたくないと語っていた行商の老女が海へ落ち、捜索しても遺体は上がらなかった。
- 細部
- 行商で暮らしていた老女が、梅雨時の月のない夜に海へ転落した。人々は近辺をくまなく捜し回ったが、ついに亡骸を見つけ出すことはできなかった。この老女は日頃から、たとえ海に落ちて死んでも自分の死骸は人に見せたくないと口にしていたという。生前の言葉がそのまま実現したかのような結末として、怪異の話とともに書き留められている。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、中川貴好「怪異五話」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ