みなみぼうそうのたましいのにゅうじょうぼし
南房総の魂の入定星
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 断食の末に亡くなった西春法師の魂は、恐れて誰も触れなかった遺体を離れ、入定星と呼ばれる星になったと伝わる。
- 細部
- 南房総市白浜町では、西春法師が断食の末に亡くなった後、村人は恐れから遺体に触れなかった。その魂は肉体を離れて空の星となり、その星は「入定星」と呼ばれた。人の死後の魂が天へ昇って星そのものになる筋が中心で、遺体に近づけなかった村人の畏怖と結びついている。行者の霊的な力が死後も夜空に留まる点を特異なものとして示すこの話は、松崎憲三「行人塚再考-塚をめぐるフォークロア(一)-」(『日本常民文化紀要』1994年)に記録されている。
- 広まり方
- 『日本常民文化紀要』1994年の松崎憲三「行人塚再考」に記録された南房総市白浜町の伝承。
- 地域
- 千葉県南房総市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ