のういんほうし
能因法師
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 三島神社で雨乞いの歌を求められた能因法師が一首詠むと、たちまち大雨が降ったという話。
- 細部
- 昔、東国を旅していた能因法師が伊豆の国の三島神社に立ち寄った際、農民たちから雨を願う歌を一首所望された。法師はその場で天の川の水を苗代へ引き寄せてほしいと神に呼びかける趣旨の歌を詠み上げたところ、その願いが天地に通じたものか、程なくして大雨が降り出したのだという。旅の途上で即興に詠んだ一首が、実際の天候まで動かしたとして語り継がれている逸話である。
- 広まり方
- 1983年刊『続日本随筆大成別巻』所収、玉田永教「年中故事」による。
- 地域
- 静岡県東伊豆町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ