ののみや
箆宮
国内
場所・異界
- どんな話か
- 坂上田村麻呂が蝦夷平定を祈って矢を地面に突き立てたところ根付いて藪となり、箆宮権現として祀られたという。
- 細部
- 白山の社の前で、蝦夷平定を願う坂上田村麻呂が手にしていた矢を地面に突き立てて祈りを捧げたところ、その矢からやがて根が生え、竹の藪になったのだという。地に刺さった矢がそのまま芽吹いて育つという出来事から、この藪は箆と呼ばれるようになり、それを祀る社は箆宮権現の名で呼ばれている。武具であった矢が植物へと姿を変えて根付くという、戦の道具と土地の恵みが一つに結び付いた言い伝えである。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の伝説:木の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県涌谷町
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ