にしのばんこい
西のバンコイ
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 家すらなかった美男の西のバンコイは17、8歳の美しい娘を娶り、鬼の島から打出の小槌などの宝物を奪って鬼を討ち大金持ちになった。
- 細部
- 西のバンコイと呼ばれる男は、家すら持たない身の上でありながら、たいそうな美男であった。やがて十七、八歳の美しい娘を嫁にもらい受けると、鬼の住む島へと乗り込み、宝物を奪ったうえで鬼を討ち果たしてしまう。手に入れた宝物のひとつが打出ン小槌で、振れば欲しいものが何でも出てくる代物であった。この小槌のおかげで西のバンコイは瞬く間に大金持ちとなり、貧しかった暮らしから一転、豊かな身の上になったと伝えられている。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』に掲載された岩倉市郎「西のバンコイ」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県喜界町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ