におうとてんてんぼう
仁王とてんてん坊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 唐の怪力と力比べをした仁王が、観音に門番を誓って命からがら日本へ逃げ帰る昔話。
- 細部
- 唐の国のてんてん坊と日本の仁王が力を競うことになった。仁王は相手の住まいを訪ね、まず母親と顔を合わせたが、その怪力ぶりに肝をつぶして逃げ出した。しかし戻ってきたてんてん坊に追いつかれ、捕らえられてしまう。窮した仁王は観音に向かい、助かったならば門の番人となって仕えると誓って一心に祈った。その願いが通じて危地を脱し、無事に日本へ帰り着いたという。寺の門に仁王が立つ理由を説き明かす由来話の形をとっている。
- 広まり方
- 1968年の『あゆみ―忽那諸島の民俗―』(森正史監修)の昔話の章に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ