にじょうざんとおおつのみこのたたり
二上山と大津皇子の祟り
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 謀反の罪を着せられ自害に追い込まれた大津皇子が二上山に葬られ、その怨霊が異母兄・草壁皇子を祟り殺したとされる伝説。
- 細部
- 686年、天武天皇の崩御からわずか一か月後、皇子・大津皇子は謀反の疑いをかけられて24歳で自害に追い込まれた。これは後に即位する持統天皇による策謀だったとする見方が根強い。大津皇子は二上山に葬られ、俗説ではその無念の魂が龍に姿を変えたとも、大和と河内の境をにらむ地に葬ることで結界の役割を担わされたとも言われている。その3年後、大津皇子を陥れた異母兄の草壁皇子が若くして病没しており、これは大津皇子の怨霊による祟りだと後世語られるようになった。
- 広まり方
- 万葉集に収められた大津皇子や姉・大伯皇女の歌とともに古くから知られ、後世の歴史読み物や小説、郷土の伝承として語り継がれている。
- 地域
- 奈良県葛城市・大阪府南河内郡(二上山)
- 年代
- 飛鳥時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ