にちれんしょうにん
日蓮上人
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 日蓮上人には処刑をまぬがれた奇跡と、雨乞い勝負をめぐる銀杏の逆さ葉の由来が伝わる。
- 細部
- 西彼町には日蓮上人にまつわる話が二つ伝わる。ひとつは、宗派の布教を咎められて処刑場に引かれていく途中、老婆から渡された餅を帰りに食べると答えたところ、いざ刑を執行しようとした瞬間に雷が鳴って刀が三つに折れ、命拾いしたという話で、この餅は首つき餅と呼ばれる。もうひとつは、ひでん上人との雨乞い比べに勝った上人が、腹いせに盛られた毒饅頭を身代わりに食べた犬を弔い、その塚に逆さに挿した銀杏の杖から芽吹いた木が、今も毒消しの効能を持つと語られる話である。
- 広まり方
- 1972年刊『民俗採訪』の、國學院大學民俗学研究会による長崎県西彼杵郡西彼町旧亀岳村調査の記録による。
- 地域
- 長崎県西海市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ