ねむりまつ
眠り松
国内
場所・異界
- どんな話か
- その木陰で休むと必ず眠気に襲われ、寝入ったところを追いはぎに狙われたという松。
- 細部
- 道端に立つこの松の下で腰を下ろすと、どういうわけか決まって眠気が差し、そのまま寝入ってしまうと言い伝えられた。旅の途中で足を止めた者が眠り込み、その隙を追いはぎや盗人に狙われる出来事が昔はよくあったという。木そのものに人を眠らせる力があるかのように語られる一方で、休みどころが襲撃の場と重なるという実際的な警告も含んでおり、道行きの心得として語り継がれた木の伝説になっている。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承の松の伝説に記録がある。
- 地域
- 長野県生坂村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ