ねこまたばし
猫又橋
国内
場所・異界
- どんな話か
- 小石川の外れにあった猫又橋という橋が、名前だけで子供たちに気味悪がられていたという話。
- 細部
- 明治末期の小石川区外れには、猫又橋と呼ばれる橋があった。周囲はものさびしく、橋の名を聞いただけでも、何か怪物が姿を現しそうな印象を与えた。そのため地元の子供たちは、橋で具体的な怪異に遭ったわけではないのに、名前そのものを気味悪がっていた。出来事ではなく、場所の呼び名が不安な雰囲気を生み出している点がこの話の特徴である。文京区の記録として、1967年刊『庚申』所収、平野実「幼少時代の谷端川」に記されている。
- 広まり方
- 『庚申』(1967年刊)掲載「幼少時代の谷端川」(平野実)による。
- 地域
- 東京都文京区
- 年代
- 明治
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ