ねこばし
猫橋
国内
場所・異界
- どんな話か
- この橋を渡っていると誰かに名を呼ばれるような声が聞こえ、その声を耳にした者は必ず川に落ちるとされていた。
- 細部
- 猫橋という名の橋を渡る際、どこからともなく自分を呼ぶような声が聞こえてくることがあるという。この声を聞いてしまった者は、逃れる術もなく必ず川の中に落ち込んでしまうと信じられており、村人たちは夜にこの橋を渡ることを避けたと伝わる。橋にまつわる怪音と水難とを結び付けた典型的な話であり、姿の見えない呼び声という要素が渡る者の恐怖を一層かき立てたと考えられる。
- 広まり方
- 1938年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「水に関する伝説―京都府船井郡に於ける―」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ