ねぎさま
禰宜様
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 唱え言をして九字を切ると、立ちこめた霧が左右へ割れて晴れると語られた宗教者。
- 細部
- 遠山郷の猟師の語りに、禰宜様は霧を払うことができるという一節がある。山中で視界を奪われたとき、禰宜様が呪文を唱えながら九字を切ると、霧が二つに分かれて道が開けたという。山を歩く者にとって霧は遭難に直結する障りであり、それを祓う技を持つ者として、里の宗教者が具体的な効験とともに語られている点に特徴がある。
- 広まり方
- 1960年の『あしなか』所収、向山雅重「信州遠山郷鎌倉福次郎翁狩猟談」に記録がある。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ