さえきのななふしぎとうしおのいど
佐伯の七不思議と潮の井戸
国内
場所・異界
- どんな話か
- 塩井神社の井戸が潮の満ち引きに応じて増減するなど、宇目郷に伝わる七つの不思議を数えた言い伝え。
- 細部
- 豊後国宇目郷に伝わる七不思議。塩井神社の井戸は、海から離れた場所にありながら潮の満ち引きに合わせて水位が増減するという。八幡河原には薄が一本ずつ離れて生える場所があり、一つ原にも同じように一本だけ萩の生える場所があるとされる。田野では、春の野焼きで栗の古い枝を焼き払うと、その年の秋にかえって実をつけるといわれた。熊野神社に祀られる御神体は、かつて一人の尼が拾い上げた小石が、時を経て大きく育ったものだと伝わる。稲を刈り取った株には塩が吹き出て付くことがあり、歌見では稲田から蛤が生じたという吉兆も数えられている。
- 広まり方
- 1916年の『郷土研究』所収、小野武夫「豊後宇目郷の七不思議」に記録があり、1920年の『郷土趣味』所収、磯貝宗楽「各地の七不思議」にも同様の記録がある。
- 地域
- 大分県佐伯市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ