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松山の七不思議のイメージ挿絵
この挿絵は当サイトが項目ごとに用意したイメージ画像です。写真や原典の図版ではありません。

まつやまのななふしぎ

松山の七不思議

国内 場所・異界
どんな話か
鳴かない蛙や陣太鼓の音、紫の井戸など、城下の奇異を七つに数え上げた言い伝え。
細部
大正の初めに複数の報告が寄せられており、数え方には揺れがある。共通して挙がるのは、松山城の内堀の蛙が声を立てないこと、紫色に見える水をたたえた井戸、片身だけ焼かれた鮒を弘法大師が川へ放って蘇らせたため以後この川の魚は片目になったという話、大師への施しを惜しんだ報いで芋が石に変えられたという話である。ほかに、八月の末に長曾我部元親へ敗れた伊予勢の怨霊が陣太鼓を打ち鳴らす音、木立の下に立つと霧のような水気が降りかかること、討死した霊が怪火となって現れることも数えられている。別の報告では、鳴かぬ蛙・戦場の太鼓の音・野に出る怪しい火・木の下で濡れる雨・尾を欠いた魚・色づく井戸・石になった芋、という並びで七つを挙げている。
広まり方
1915年の『郷土研究』に長山源雄「松山の七不思議」と横田傳松による同題の報告があり、1920年の『郷土趣味』所収、磯貝宗楽「各地の七不思議(下)」にも一覧が載る。
地域
愛媛県松山市
年代
不明
検証状況
伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。

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