まつばらこのななふしぎ
松原湖の七不思議
国内
場所・異界
- どんな話か
- 御渡りや浮石、もろ葉の薄など、松原湖にまつわる七つの不思議として大正期に紹介された。
- 細部
- 松原湖には七つの不思議が数えられ、氷の御渡り、水に浮くという浮石のほか、小玉石や屏風岩、弁天島、鳳尾松、それにもろ葉の薄などが挙げられる。伝えによれば、畠山重忠が石の上で竜を退けたのが浮島の由来で、そのとき四方へ散った竜の鰓の玉が固まったのが小玉石、退治のあと湖中に築いたのが納経塚だという。祭りの日に梢へ星が現れる星見の松、正直な者にしか見つけられないもろ葉の薄、根元から七つに分かれた風尾の松も数に入る。文献によって挙がる顔ぶれには出入りがある。
- 広まり方
- 1916年の『郷土研究』所収、高島冠嶺の二篇と、1920年の『郷土趣味』所収、磯貝宗楽の各地の七不思議に記録がある。
- 地域
- 長野県小海町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ