はつかいちのみやじまななふしぎ
廿日市の宮島七不思議
国内
場所・異界
- どんな話か
- 神に献上する馬は毛色を問わず白く変わるなど、宮島に伝わる七つの不思議な現象を数え上げたもの。
- 細部
- 島には古くから七つの不思議として語り継がれてきた現象がある。神前に馬を差し出すと、もとの毛色にかかわらずいつしか白い毛並みに変わってしまうこと。供え物を置くと、それを持ち去ってしまう神の使いとされる烏がいること。旧暦正月六日の晩、沖合いから数えきれないほどの灯りが浮かび上がってくること。大晦日の夜、誰も手にしていないのに松明が一つだけ空を飛び回ること。潮の満ち引きに合わせて水面が上下する岩があること。底が知れないほど深い井戸があること。そしてかつては山に数多くいたはずの猿が、今ではまったく見かけられなくなったこと。これら七つが数えられている。
- 広まり方
- 1916年の『郷土研究』に掲載された横田傳松「安芸宮島の七不思議」、および1920年の『郷土趣味』に掲載された磯貝宗楽「各地の七不思議(下)」に記録がある。
- 地域
- 広島県廿日市市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ