さがりのなまくび
サガリの生首
国内
場所・異界
- どんな話か
- 夜道で頭を重い生首に押さえつけられた伝助が、落ち着いて煙草を吸うと化け物は退散した。
- 細部
- 伝助という人が飯田からの帰り道を歩いていると、上から何か重いものにのしかかられ、頭を押さえつけられた。どうやらそれは生首らしかった。伝助は騒がず、その場で煙草に火をつけて一服くゆらせた。すると化け物のほうが耐えかねたように離れて逃げていったという。以来この場所はサガリと呼ばれるようになった。怪異に取り乱さず平然と構えることで難を逃れるという型を持ち、同時に地名の由来を説く話にもなっている。
- 広まり方
- 1989年刊『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の口頭伝承、地名の伝説「サガリ」の項に載る。
- 地域
- 長野県高森町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ