なきやまないまご
泣き止まない孫
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 節分に豆をまいた孫が泣きやまず、東京にいた家族に尋ねると勤め先の不渡りで損害を被っていたという話。
- 細部
- 節分の日、孫たちが豆をまいて神仏を拝んでいると、なぜか一人が泣き出して止まらなくなった。ちょうどそのころ、東京へ出ていた家の若い者が帰省してきたので、何かあったのではと胸騒ぎを覚えて尋ねてみると、案の定その勤め先であった都やという店が不渡りを出して夜逃げしてしまい、少なからぬ損害を被っていたことがわかったという。子どもの不可解な泣きが、遠方で起きていた凶事と重ね合わせて語られている。
- 広まり方
- 1995年刊『会津の民俗』所収、長嶺トキ「私の心霊体験」に記録がある。
- 地域
- 福島県会津若松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ