なえばやまのさわ
苗場山の沢
国内
場所・異界
- どんな話か
- 津南町苗場山の沢で釣りをした老人が、見知らぬ滝と大岩に行く手を阻まれ一晩迷い、翌朝ようやく部落へ戻れたという話。
- 細部
- 津南町の苗場山にある沢へ、ある爺さんが魚釣りに出かけたときの話である。釣りに夢中になっているうちに日が暮れてしまい、慌てて帰ろうとしたところ、それまで見たこともない滝が行く手に現れて道をふさいでいた。驚いて引き返そうとすると、今度は背後を大きな松の木と大岩に塞がれてしまい、身動きが取れなくなってしまう。爺さんはそのまま夜を明かし、翌朝になってようやく部落へ逃げ帰ることができたという。この一件は、何かに化かされていたのだろうと語られている。
- 広まり方
- 1965年の『あしなか』所収、大塚安子「秋山紀行余談」に記録されている。
- 地域
- 新潟県津南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ