むらさきいろのみず
紫色の水
国内
場所・異界
- どんな話か
- 木屋町の北のはずれにある井戸の水は紫色をしているという松山七不思議の一つ。
- 細部
- 木屋町の北の端にある井戸から汲む水は、なぜか紫の色を帯びているといわれてきた。松山に伝わる七つの不思議の一つに数えられており、理由や由来は語られないまま、そういうものだと伝えられている。日々の暮らしで使う井戸という身近な場所に、説明のつかない特徴をあえて認めるところに、この手の言い伝えの性格がよく出ている。怪異というより土地の名所づくしに近く、七つを数え上げる形式そのものが人々に楽しまれていたのだろう。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』所収、丸茂武重「伝説処々」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ