きがんざくら
祈願桜
国内
場所・異界
- どんな話か
- 筑紫から来た盲人が柿本神社で和歌を詠んで祈り続けたところ視力が回復し、その記念に植えた木が盲杖櫻と呼ばれるようになったという。
- 細部
- 筑紫から遠路はるばるやってきた目の不自由な人が、人麻呂を祀る柿本神社を訪れたことがあった。神への切なる願いを歌に託して詠み上げ、来る日も来る日も祈りを捧げ続けたところ、満願の日についに目が見えるようになったという。感謝したこの人は、これから先いつまでもこの地が栄えるようにとの思いを込めて一本の枝を土に挿した。それが根付いて育った木が、後に盲杖櫻と呼ばれるようになったと伝わっている。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』に掲載された、SY生「人麿と盲人」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県明石市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ