わかさちょうのもうじゃよけのきばち
若狭町の亡者除けの木鉢
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 盆の間に亡くなった人は亡者に頭を叩かれるといわれ、木鉢を被せてから埋葬する慣わしが伝わる。
- 細部
- 若狭町に伝わる話では、盆の期間中に亡くなった人があると、亡者と呼ばれる存在がその頭を叩くとされていた。これを防ぐため、葬るときにはモンパチと呼ばれる木鉢を頭にかぶせてから埋葬したという。ふだん祖霊を迎え入れる盆の時期に死が重なることは特別に忌まれ、通常とは異なる用心が加えられた葬送の一例といえる。木鉢をかぶせるという具体的な所作が、亡者による害を防ぐ手立てとして地域の習俗に組み込まれていた点が特徴である。
- 広まり方
- 『福井県史 資料編15 民俗』(1984年)第3章人生儀礼「葬礼の雑習」(小林一男執筆)に記録されている。
- 地域
- 福井県若狭町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ