せとうちちょうのあらしをつげるもーれん
瀬戸内町の嵐を告げるモーレン
国内
人型の怪異
- どんな話か
- モーレンと呼ばれる船幽霊は小船より大きく手ぬぐいの鉢巻き姿で、嵐の二、三日前に必ず現れ、海上で死んだ人のタマシがなるとされる。
- 細部
- 瀬戸内町では、船幽霊のことをモーレンと呼んでいる。その姿は普通の小船よりも大きく、手ぬぐいで鉢巻きをしているように見えるという。嵐が来る二、三日前には必ずといってよいほど姿を現すとされ、海の荒れる予兆としても意識されていた。モーレンの正体は、海上で命を落とした人のタマシ(死霊)がそのまま姿を変えたものだと考えられている。同じ島に伝わるモーレイと通じるところの多い、海難死者の霊にまつわる話である。
- 広まり方
- 1981年の『南島研究』に掲載された登山修「奄美大島瀬戸内町の民間信仰」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県瀬戸内町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ