やくしのれいげんをうけたげじょ
薬師の霊験を受けた下女
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 薬師を篤く信仰していた下女の髪から火焔がこぼれ落ち、追い出された後は病人をまじなって治す力を得たという。
- 細部
- 房州勝山で薬師を熱心に信心していた下女がおり、ある日髪をすいていると火焔がはらはらとこぼれ落ちたという。それを気味悪がった主人が下女を屋敷から追い出したが、その後彼女は金持ちの妻となって多くの子を産み、さらに夢のお告げを受けたとして病人にまじないを施すと病が回復するようになり、門前には治療を求める病人の市ができるほどだったと伝わる。信仰に基づく異能を得た人物についての話。
- 広まり方
- 1977年刊『日本随筆大成 第三期』所収、天野信景『塩尻』に記された話という。
- 地域
- 千葉県鋸南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ